The 6th BALLET TRADITION

本公演は終了いたしました。当日はたくさんのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。出演者・スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
皆様に育てていただいているこの公演をより成長させていくためにも、引き続きのご指導、ご鞭撻のほどを宜しくお願いいたします。

 

2015年にスタートした《BALLET TRADITION》公演シリーズも今回で6回目を迎えました。
回を重ねるごとに内容も充実し、多くのお客様や出演者からご支持をいただくプロジェクトに育って参りました。
本公演では、スペシャル・ゲストダンサーに海外からイーゴリ・コルプ、ルスラン・スクヴォルツォフを迎え、下記の作品を上演いたします。
また、若手振付家育成の一環として、岡本壮太氏の創作作品にも取り組みます。

◉公演情報

【日時】2019年4月26日(金)
    18:30開演(17:30開場)
【会場】新宿文化センター 大ホール

【演目】
《ライモンダ》第一幕より 夢の場

《ラ・シルフィード》第二幕
  „Ich sehe was, was du nicht siehst und das ist...“
 
【チケット】
・SS席:10,000円(SS席特典:当日販売パンフレットを進呈)
・S席:9,000円
・A席:8,000円
・D席:5,000円
・親子席:8,500円(親)+1,500円(子)
〈親子席について〉
保護者と子供席がセットになったお得なチケット。子供は4歳〜小学6年生まで。座席は出入り口に近いお席となります。ご入場の際に年齢を確認できるものをご持参ください。
 
※チケットの一般販売開始:2018年12月20日より
※急遽、演目、開演時間等が変更となる場合がございますのでご了承ください。
 

▼チラシ表(クリックで拡大)
▼チラシ裏(クリックで拡大)

◉芸術監督

本公演でも、芸術監督としてアラ・ラーゴダ(キエフ・バレエ団元プリマ/現バレエ・ミストレス)をお迎えいたします。ラーゴダ先生の教え子は田北はもちろん、ボロヴイック、ラトマンスキー、ドヴォロベンコ、マトヴィエンコ、コジュカル、サラファーノフ、ヤナ・サレンコ、エカテリーナ・ハニュコーワ、オレーサ・シャイタノワなど挙げればきりがないですが、彼女の育てた多くの生徒たちが世界中でプリマ、プリンシパルとして活躍できているのは彼女が若きダンサー達の才能を見抜き、まだ未熟だった彼らを信じ続けたからです。ラーゴダ先生は新しいダンサーを発掘し育てることに今なお熱心です。

アラ・ラーゴダ  Alla Lagoda
 
キエフ・バレエ団元プリマ/現バレエ・ミストレス
 
ウクライナ国立キエフ・バレエ団でリーディング・ソリストとして活躍し、現在は同バレエ団のバレエミストレス、コレオグラファーを務める。モスクワ国際コンクールにて最優秀教師の称号、ウクライナ政府より人民芸術家の称号を授与された。デニス・マトヴィエンコ、アリーナ・コジョカル、アレクセイ・ラトマンスキー、イリーナ・ドヴォロヴェンコ、レオニード・サラファーノフ、エカテリーナ・ハニュコーワを始め、教え子には数多くのコンクール受賞者がいる。本公演のプロデューサーである田北志のぶも教え子である。


◉スペシャル・ゲスト・ダンサー

スペシャル・ゲストとして、海外からイーゴリ・コルプ(マリインスキー劇場プリンシパル)とルスラン・スクヴォルツォフ(ボリショイ劇場プリンシパル)をお招きすることになりました。

イーゴリ・コルプ  Igor Kolb

マリインスキー劇場

プリンシパル 
 
ベラルーシ国立バレエ学校卒業後、1996年にマリインスキー劇場に入団。1997年にディアナ・ヴィシニョーワと踊った。『眠りの森の美女』の主役でデビューを果たす。その後も、スベトラーナ・ザハロワ、ウリヤーナ・ロパートキナなど、同劇場を代表するバレリーナのパートナーを務め、クラシック作品のレパートリーを広げていくと共に、『海賊』のアリ役など演技力を必要とされる作品においても好評を博す。1998年には同劇場のプリンシパル・ダンサーに昇格。ウィーン国立歌劇場などの海外の劇場にも客演した。2009年には、メドベージェフ大統領よりロシア芸術功労賞を授与された。

 
 

ルスラン・スクヴォルツォフ  Ruslan Skvortsov
 
ボリショイ劇場
プリンシパル 
 
リペツク州エレツ生まれ。1998年モスクワ舞踊学校(ヴャチェスラフ・ミハイロフのクラス) 同年にボリショイ劇場入団。ニコライ・ファジェーチェフの指導を受ける。
2001年、モスクワ国際バレエコンクール第3位入賞。
2002年、「白鳥の湖」のジークフリート王子
2003年、「ジゼル」のアルベルト

 
 
 

◉若手振付家育成プロジェクトについて

プロデューサー田北は、「継承・育成」を趣旨としてこの《BALLET TRADITON》を2015年に立ち上げました。育成についてはダンサーだけでなく若き振付家も対象であり、今回の公演では若手振付家育成プロジェクトの第一弾として、ドイツに留学後ノイズム1、そして東京バレエ団に所属し現在はフリーとして活動する岡本壮太氏の作品に取り組むことになりました。
 
作品名:
„Ich sehe was, was du nicht siehst und das ist...“
(私に見えてあなたに見えないもの、それは…)

岡本 壮太  Sota Okamoto
  
神奈川県出身。8歳より正戸恵美子バレエスタジオ、東京バレエ学校にてバレエを始める。2003年文化庁新進芸術家国内研修生として研鑽を積む。05年ドイツ・ベルリン州立バレエ学校入学、09年に同バレエ学校及びベルリンErnst Busch大学バレエ科を卒業。Bachelor of arts取得。同年より、メクレンブルグ州立劇場シュベリンバレエ団入団。14年日本に拠点を移し、Noism1に所属。15年東京バレエ団入団。ブルメイステル版「白鳥の湖」、「ドン・キホーテ」、「くるみ割り人形」などの古典作品のほかに、モーリス・ベジャール振付「春の祭典」、「ザカブキ」、「ボレロ」、「中国の不思議な役人」、「くるみ割り人形」、ローラン・プティ振付「アルルの女」など現代振付家の作品に多数出演。シルヴィ・ギエムファイナルツアーをはじめとする国内ツアー、イタリア、ドイツほか、海外ツアーにも参加。また、中村恩恵振付「7つの短編」、キミホ・ハルバート振付「Le Sacre du Printemps ~春の祭典~」、風間無限主催のアートカンパニーBroccoliの活動に参加するほか、「The Door」、「E1NS. 2WEI. DR3I.」など、自身の振付作品を上演。振付家としても積極的に活動している。2018年3月に東京バレエ団を退団後も、ダンサー・振付家としての活動と合わせて、クラシックバレエ及びコンテンポラリーダンスのクラスやワークショップの講師、風間無限演出・振付「くるみ割り人形」にバレエマスターとして参加するなど、活動の場を広げている。